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なぜ決算セールは安い?決算セールが行われる本当の理由について考えてみた

こんにちわtachann(@tachann)です。

よく車とか購入するなら決算セールがいいよとか聞きませんか?

世の中にはクリスマスセール、閉店セール、など年間を通じて商戦と言われる時期がいくつかあります。

本記事では決算セールもその内の1つですが、そもそも「決算セールって誰のためにやるものなの?」「企業にはメリットがあるの?」そんな疑問に迫ってみます。

決算セールは誰のため?

当然セールって名前が付いているので、お客さんのために安く売るってことを考えれば、私たち「消費者のため」と考えるのが妥当ですよね。

でも会社側にもメリットが無ければセールはやりません。

クリスマスと違って決算期は会社によって違います。決算セールは他のセールとは異なりその会社の特別な事情のあるセールなんです。

どんなメリットがあるか考えてみました!

決算セールの企業側のメリット

売上アップ

どんな会社でも今期の目標売上・目標利益額ってのはあります。

仮にあと数ヶ月で決算を迎える時にその数字に到達できる算段がついて無ければ、安くしてでも売上を作ろうと必死になりますよね!

えっでも安くしたら利益取れないんじゃ??

こんな疑問が出てくると思いますが、それでも売上達成の為にがむしゃらにやります。

それはもう1つのメリットが理由なのかもしれません。

バランスシートの改善

バランスシートって何?って方もおられると思いますが、簡単に言えば家計簿みたいなもんです。正式名称は「貸借対照表」と言います、

「家・車などの現金ではない資産も含めてどれくらいあるのか」と「借金がどれくらいあるのか」を一覧にしたものです。

バランスシートの資産の中には「棚卸資産」という項目があります。在庫ですね。

商品在庫も売れてないけど資産なのです。決算セールはこの項目の数値をお金に換えたい意図があります。

なんで換えたいの?

例えばバランスシートの在庫Aは150万円と帳簿してても売れなければ150万円の価値は無いですよね?在庫Aでは社員の給与も払えないですし、借りたお金も返せません。

なので安くしてでも現金化したいわけです。150万円の現金は150万円の価値があるわけです。株式市場においても棚卸資産(在庫)の増加は売れ残りが増えたと捉える事が一般的でよろしくないのですね。

なので決算セールで薄利多売となってでも在庫消化に走りたいわけです。ここに決算セールの真の意図があります。

決算セールをする理由

服の販売店によくあるケースですが、去年赤字で今年黒字。来年は赤字になるかもと、不安定な企業がやや見受けられます。

ライトオンなどもその例かと思います。

2015年、2016年黒字だったのに2017年で大赤字。2018年は黒字。なぜ安定しないのでしょうか?

ここにも上で書いた棚卸資産に理由があります。在庫は資産計上されるのですが、実質的には現金ではありません。

簡単に言えば2015年、2016年は仕入れた商品をあまり値下げしないで販売したので黒字となった。→でもあまり売れないので在庫増。

2017年に溜まった在庫を決算セールなどに利益度外視でぶつけて一気に吐き出した。そのため赤字。

2018年はまたバーゲンを抑制して、、の繰り返しです。在庫を抱える小売店ではよくあるケースです。

このような会社の株式を買いたいですか?ちょっと不安定で怖いですよね。なので、不良在庫が増えてないかどうかを投資家はチェックします。

ライトオンを例にあげましたが衣服関連はわりとこういう事が多いです。ライトオンが今後も赤字を出すかどうかはわかりませんのでご注意を。

「去年と比べて在庫数が増えそうだ」との予測が立てば大々的に決算セールと名を売って棚卸資産(在庫)を吐き出そうとするんですね。

バランスシートの資産の部で棚卸資産が適正な数字を保つ事がその会社の信用を上げることに繋がるため決算セールを実施するんです。

まとめ

決算セールは企業にとっては売上アップとバランスシートを良くする手段である。

棚卸資産(在庫)を減らすことがバランスシートを良くし、信用アップにつながる。

私たち消費者は同じ商品・同じサービスが安く受けられるならなんでもいいので、決算セールをお待ちしておりますのスタンスは変わらないよね。

冒頭に書いた車などは1つ1つの商品の棚卸資産価値が高いので決算セールで出来るだけ現金化したい思惑もあり、ディーラーではよく3月前とかにやってますよね。

こういった背景がわかると少し世の中が面白く見えてこないでしょうか?

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30歳のごく普通の二児パパサラリーマンです。 家計のやりくりもすべて自分がやってまして、お得な情報や資産運用の情報をコンテンツとして役立つブログを配信していきます。 普段の「ほのぼの」もたまには・・・