保険

がん保険は不要か必要かどっち?保障というより確率の高い宝くじです。

こんにちわtachann(@tachann)です。

最近いろんな記事でがん保険は不要だとか書いてあるのを目にします。俗にいうがん保険不要論ですね。

がん保険って本当に不要??

そんな疑問に真剣に考えてみました。

がん保険とは

そもそも「がん保険」とはどういうサービスかって話ですが、おそらく読者の皆様も大体のイメージはわかってると思います。医療保険は病気や怪我全般ですが、がん保険は「がん」のみになります。医療保険にも特約を付けることで対応できるものもありますよ。

がんにはなりたくないけど、がん保険はどういう保障があるの?

細かい条件などは幾つか保険商品によって異なりますが、基本保障は3つ。

がん診断給付金(一時金):がんと診断された時に受け取るお金

がん入院給付金:がんで入院した時1日あたりで受け取るお金

がん手術給付金:がんで手術した時受け取るお金

この3つをベースに特約を付けたり、がんの範囲を広げたりします。

3つとも必要?どれが一番大事な保障なの?

結論から言ってしまえば「がん診断給付金(一時金)」が最も重要です。その理由は後ほど説明しますね。

これら保障を保険として備えるのが「がん保険」になり、生涯死ぬまでがんにならなければ全く必要のない保険です。医療保険の方が範囲が広いしマシです。

次にがんの背景について。

がんになる確率と払込保険料

とりあえずこのグラフを見てください。

30歳〜80歳の男女別のがんになる確率と払込保険料のグラフです。60歳未満までは10人に1人とがんになる確率は低いですが、80歳まで生きると2人に1人とかなり高確率となります。

働き世代でがんになる確率って意外と低いんだ!?もっと高いと思ってたよー

そうなんです。元々2人に1人はがんで亡くなるというのは国立がん研究センターがん対策センターが発表した事実ではありますが、男性の平均寿命80歳、女性は生涯を通じて初めて半分の確率でがんになるということです。

つまり、、がんにならずに他の要因で亡くなる年齢が半数いることになるので、そうなった場合は掛損だということですね。

と言うことはがんの確率が高くなる60歳以降に入るのがベストなのでは!?

そう思いますよね。実は一時金として100万円(他入院保障など)が付帯している終身保険に入った場合で計算してみると払込総支払額は下記の通りになります。

30歳〜:73万円

40歳〜:86万円

50歳〜:96万円

払込期間が長ければ長いほど総支払額は低くなります。これはどの保険会社でも同様で、保険会社が運用する期間が長いほどその分安くなるわけです。なので若いうちからがん保険に入る方が総支払額は安くなります。これはがん保険に限らず保険の性質上すべてに当てはまります。

死ぬまでに2人が1人がんになり、がんと診断されると100万円給付される。支払総額との差額がおつりとして得になるというわけだ。あくまで一時金にフォーカスしているので、他の入院保障なども別途受け取ることになります。

病気を損得で考えるのはどうかと思うが、お金という軸だけでみると半分の人は得をするし半分の人は払い損になる。そういう性質の保険ががん保険なのです。

なんか保険って言うより人生を賭けた博打みたいだね。。

そもそも保険というのは有事の際に治療費や所得ダウンなどそういうリスクに備えるものです。保険料に使わない分、自分で貯金したり、運用したりして一時金(100万円以上)並みの貯蓄があれば保険は不必要だと考えるため不要論が生まれるわけです。

とはいえ30代の頃は家のローンや教育資金などにそう言った有事のお金にまで回らないので保険に頼るんですね。

がん保険の一時金について

そう言えば「がん診断給付金」が一番大事って言ってたけど、どうして?

まずはこれを見てくれ!

楽天保険から引用させてもらったが、入院日数は年々減少して、入院よりも通院が増えてきているのが分かると思う。

この傾向は日本の医療費削減や医療の進歩もあってより顕著になると思われる。そのため入院給付金やがん手術給付金を受ける頻度は今後も下がっていく。

なので、がんと診断されたその瞬間にポンっと一時金としてまとまったお金が受け取れる「がん診断給付金」が一番重要なのです。

特に一時金として即座に受け取れるというのが大きく、仕事ができない間の給与補填や入院・手術の準備などお金の工面を気にせず治療に専念できます。

なるほどー!

特約によっては複数回一時金を受け取れるものもあり、その場合においては2年縛りなど条件はあるものの二回以上受け取れるケースもあります。

タイトルの「保障というより確率の高い宝くじ?」というのは死ぬまでの間に掛け金に対して確率50%で掛け金よりもリターンが大きくなるということを端的に言い換えたわけです。

尚、2回目以降一時金を受け取るには一定期間を経た後再発や転移なので新しく診断書を貰う必要があります。だいたい2年縛りであることが多いのは、再発するタイミングが多いことなどによって決められているみたいです。

がん保険が必要な人

がん保険のことはわかったけど、結局入った方がいいの?

損得の話をしましたが、がん保険も有事の際の保険が前提です。ですので生きていく上で保険のどこを厚くするか、どの保険をもつかは家庭によります。子供がたくさんいれば死亡保障は厚くする必要はあるし、家を団体信用でローン組んでれば死亡保障は下げても構わない、、などね。

ちょっ、、いきなりがん保険以外の事言わないでー。団体信用ってなに!?

その辺りはこの記事では書けないので、別の機会に。がん保険以外に家庭事情も踏まえてトータルで相談したいってことなら、FPのいる保険屋さんに行くのがいいよ。話聞くだけでも無料でしてくれるので。どちらも大手なので安心して聞いてもらえるよ♪







っで話は戻るけど、がん保険が必要な人ってのは下記のような人だと考えているよ!

十分な医療用の貯蓄がない人

身内にがんになった人がいる。

損得で確率50%以上を得とみる人

癌にかかった場合、初年度の医療費はおよそ50万円、2年目以降継続して治療する場合70万円と言われています。そのため家のローンや教育資金とは別に医療用資金として150万円程度あればがん保険は必要ないとも言えます。

また身内ががんになった人がいる場合、確率的にもがん家系であるケースが高く、がん保険の有効性が高くなりやすいです。

最後は価値観です。がん保険が二分の一の確率で払った額より多く返ってくる。それに加えて備えとしての安心感を持てることにどう感じるかです。

がん保険の必要性については是非が色々分かれるものの、貯蓄が十分にある人と教育資金や家のローンで癌にまで手が回らない人など立場によって見方は大きく変わります。

普段の貯金で精一杯の中で30代で癌になりました。貴方は二年間で150万円教育資金などを除いてその金額を捻出出来ますでしょうか?そういうことを考えるのが「がん保険」なのです。

そういう意味で「保障というより宝くじ?」のタイトルは貯蓄が十分にある人にとっては、そう捉える価値観ですね。

勉強になりました。他の保険も含めて色々考えてみます。