年金

公的年金(GPIF)の運用損が14兆円!?そもそもGPIFって?ポートフォリオは?

こんにちわtachann(@tachann)です。

公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、昨年10~12月期で14兆8039億円の運用損が出たと発表した。最近の世界的な株安によるもので、四半期ベースの赤字額は過去最大。以前に比べ、年金資産に占める株式の運用比率を高めており、株価下落の影響を受けやすくなっている。

赤字になるのは3四半期ぶり。これまで最大の赤字額は、中国の景気減速などの影響を受けた15年7~9月期の約7・9兆円だったが、今回の損失はその2倍近くに膨らんだ。資産総額は150兆6630億円に目減りした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00000061-asahi-brf

こんな記事が出ていました。

規模が大き過ぎて実感が湧きませんね。

そもそも公的年金ってどのように運用されているか知っていますか?

本記事では日本国民が納めている年金の運用方法やその実績について紹介したいと思います。

公的年金(GPIF)って?

公的年金(GPIF)は正式名称はGovernment Pension Investment Fundの略名で正式名称を「年金積立金管理運用独立行政法人」と言います。

難しそうですが、簡単に言えば日本国民の年金を運用する国の基金ファンドになります。この組織の運用実績によって私たち日本国民の年金が支払われているんですね。

以後グラフなど出てきますが、全て年金積立金管理運用独立行政法人HPから引っ張ってきています。詳しい説明などは年金積立金管理運用独立行政法人でも確認することができます。

執筆している現在GPIFが運用している金額はなんと150兆円です!これは世界最大の運用額で、1%動かすだけでも1兆円も動く巨大ファンドというのは知っておいたほうが良いですね。株式比率を増やす減らすというのはそれだけのお金が動くということになります。

ちなみに日本で人気の投資信託ファンド「ひふみ投信」の運用額は7,000億円弱です。GPIFの桁違いさがわかりますよね。

公的年金の投資先ポートフォリオ

GPIFのポートフォリオは上記の通りです。株式比率が国内外合わせて50%となっています。2014年までは実はもっと保守的なポートフォリオをしており、国内債券60%外国債券11%国内株式12%外国株式11%というポートフォリオでした。

当時の日経新聞の記事です。→「GPIF運用見直しを決定。国内株25%に引き上げ」

またこの変更時に「インフラ、未公開株、不動産」などを5%を上限に組み入れる事もできるようになりました。(不動産は現物はダメで証券化されたものだけになります)

アベノミクスで株高になった背景にはこの公的年金(クジラとも呼ばれています)の株式比率引き上げがいたということも事実です。

もし読者の方で今後、確定拠出年金や投資をやってみたいという方はGPIFのポートフォリオを真似をしてみるというのも一つの手かもしれません。国が行なっている投資なのだから、比較的安心しやすいですよね。このポートフォリオで長期的に崩れたならば、我々の年金は絶望的です。

公的年金の実績

タイトルにも書いている公的年金運用損失14兆8,000億円。これは2018年10月〜12月の3ヶ月で目減りした公的年金の運用額を指しています。金額がものすごいですが収率でいうと「-9.06%」。実は私はこの3ヶ月で20%以上減らしています。年金の運用はさすがだなとも思いましたね。

私がヘタクソなのは触れないで泣

他のベンチマークを見てみると、

プラスパフォーマンスは国内債券のみで、株式資産の落ち込みは国内で-17.6%、海外で15.52%とかなり厳しい地合いだったのがわかります。ちなみに上で書いた「ひふみ投信」は-22.5%とより厳しい結果となっています。

非常に大きく目減りした公的年金ですが、2001年から見てみると年率+2.73%で資産を増やしており、大きく収益を伸ばしているのがわかると思います。

確かに株式比率が50%程度もあると景気後退局面では厳しいですが、長期的にみると資産を増やすことには結果として成功しているのは事実ですね。

仮に公的年金(GPIF)の運用ポートフォリオを真似して年率+2.73%で100万円運用していたならば、18年間で160万円になっています。ただ銀行に預けているだけでは増やすことはできませんよね。

まとめ

今はこんな感じの年金ですが少子高齢化の現在、将来的には下のようになるのはほぼ確定路線です。

年金がもらえる年齢もどんどん後ろにズレるし、年金支給額も減っていく。このような背景の中で少しでも年金積立金を日々増やすために頑張っているのが「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」です。

GPIFが大失敗すると、我々の年金は消えてしまいます。実際のところは2009年のリーマンショックでほとんどプラスマイナス0まで減らした公的年金の運用額もアベノミクスや世界経済の復調を受けて大きく運用額を増やすことに成功しています。

仮に〇〇ショックなどによって大きく減らす事があっても長期的には世界経済が伸びる限り運用額も増えていくと思います。

これから投資を始める方、GPIFの運用ポートフォリオは参考にできると思いますよ。もしそれも難しいなーという方は下記のウェルスナビがオススメです。AIが勝手にポートフォリオを組んで運用してくれます。

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